1. 収支パターン(RC、元金均等返済)
事業収支のメカニズムをより理解するために、今回は元金均等返済でローンを組んだ場合の収支パターンをご説明します。
上のグラフは前回と同条件で、返済方法のみ元金均等返済へ変えた場合の収支パターンです。
若干の差異はあるものの、元利均等返済の場合と同様に課税所得は右肩上りとなりますが、キャッシュフローも右肩上りのトレンドとなっています。これは元金の減少に呼応して元利返済額(=現金支出)が減少していくためです。16年目に税負担の増加により一旦キヤッシュフローは減少しますが、翌年度からはまた漸増していきます。元利均等返済の右肩下りのパターンとは逆となるわけです。
一つ注意していただきたいのは、このグラフでは初年度から僅かながらもキャッシュフローがプラスとなっていますが、一般的にはマイナスとなるケースが多いことです。それ故、当面の賃料収入に期待する人には採用し難い返済方法と言えるでしょう。但し、複数の賃貸不動産を経営しており、かつ全体的な資金繰りが確保されている場合には有力な選択肢となります。
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